「自立する」ということは、実は、人から嫌われることです。(P20)どんなに真面目なことにだって、「冗談」や「いたずら」の入る余地はある。それを拒絶するような真面目は、どっかでうさん臭い。そう考えるべきです。(P29)「三十六計、逃げるが勝ち」は、「逃げて、そして、勝つ」なんですね。逃げて、体勢を立て直して勝つ。つまり、この「逃げる」は「戦うこと」なんです。きちんと戦って勝利を得るためには不必要な対立を避ける――これが一番重要だということは、今も昔も変わらないことです。(P97)他の人間は「まとも」じゃない。自分はその「まともじゃない」という状態に呑まれたくない。だったら「まともであろう」という決心をして、そうなるように努力する。「まともじゃない中でまともを通す」――これこそが「勝ち」です。そういう戦い方がある。(P102)私は、「愛情がすべてを可能にする」という、イージーなオトギ話を信じません。(P150)